荻野の古文レッスン

 

現在の版ではどうかはわかりませんが
私が確認した時点では
下巻に付録として単語集も付いていたので

マドンナ古文マドンナ古文単語230

と同等の本、という印象を受けました。
おそらく到達できるレベルは一緒だと思いますが
私自身は古文を横書きで
というのにはどうしても馴染めなかったので
こちらの方が良いのではと感じました。

竹取物語から始まって…
というのはよくある古文の本と一緒ですが
講義形式という事もあって
短期間でサッと目を通す事ができます。

入門の本として
また、苦手な人が最低限押さえておきたい内容となっています。

英単語でも複数の意味があるように
古文の単語や文法も
○○ならば××
というようなひとつのパターンで完結するものはほとんどありません。

実際の入試でも
原則は○○例外として××という意味もある
という場合、××を問うケース
はよくあります。

この本は、原則の○○までで終わっている部分が多いので
ある程度やっている人は不満があるかもしれません。

多くの文章が読めるようになるための
最初に覚えておくべき原則を学ぶ
というのであれば
読みやすさも加味すると
かなり高評価してもいいかなと思う本です。

知識ゼロの人、
ほとんどゼロの人は
まずはこの本を繰り返し読みながら
付録の単語を覚えていく
という事から始めていけば
しっかりとした基礎が出来上がると思います。


荻野さんが東進との契約が修了したようですので
近い将来廃刊となる可能性があります。

難関大突破 究める漢文



漢文を2次・私大で出題する大学自体が
少なく、難関大である事が多いので
"難関大"というタイトルとなっていますが
2次・私大対策と考えていいです。

センター試験レベルまでの知識は
習得していることを前提にしています。
逆に言えば、
センター試験向けの参考書・問題集の
次にやる本として適しています。

2次試験に漢文がある人でも
多くの場合、
句形までしかやっていないケースがあります。

この本は、句形などをやった次
読解とか、書かせる問題にどう答えるか
という部分に焦点を当てています。

句形までで何とか…
って人と
読解までしっかりやった人とでは
やはり差が付いてしまうのは事実です。

2次・私大で漢文がある人は
ここまでやっておけば
差をつけられることはなくなると思います。

もちろん、センター試験まででOK
という人には不要の本となります。

銭形漢文



知識ゼロからセンター試験までに必要な知識をまとめて
語呂合わせで覚えやすくしてくれている本です。

レ点や一二点など読み方の基礎から始めてくれているので
知識ゼロから読める本だと思います。

語呂合わせで覚える事に
批判する人もいるのですが
短期間で無理やり覚える方法として
語呂合わせが有効なのは確かです。

語呂合わせの欠点として
○○は△△
というように1対1で覚えるので
この本でも複数の意味がある語についても
1つの意味だけを覚える事になります。

センター試験の過去問題などの
問題演習でそのあたりは補う必要があります。

センター試験まで時間が無いけど
何にもやっていなかったって人は
最低限、これだけはやっておきたいという本です。

これだけに絞って覚えていっても
それなりの点数は取れるようになります。

腰を据えてじっくり、という人でも
優先して覚えるべきポイントをまとめてある本として
スタートに使うと良いでしょう。